東洋医学健康セミナー「家庭でできるツボ療法」 (松山市雄郡公民館) 演題:ロコモティブシンドロームの予防と対策|松山市の鍼灸院|半身不随、うつ病、がん、不妊症

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講演会・ボランティア活動

東洋医学健康セミナー「家庭でできるツボ療法」 (松山市雄郡公民館) 演題:ロコモティブシンドロームの予防と対策

講演会・ボランティア活動 2016年06月17日

6月17日(金)9時半~11時に松山市の雄郡公民館の高齢者学級で、東洋医学健康セミナー「鍼灸とツボ療法」の演台で講演しました。
受講者は30人ぐらいでしたが、大変熱心に受光していただきました。
この雄郡公民館の所轄の土井田公民館では、前年度と前々年度の二回公演させていただきましたが、この雄郡公民館では初めてです。

 

今回の話の内容は、要介護や寝たきりの予防には、脚の筋力を維持することが大切であること。そしてその予防法を体験してもらうことです。
前半は、「足の疲れとだるさ」に効果的なツボをご紹介し、みんなで実際に取っていきました。
ほとんどの方が正確にとれているかどうかを確認してほしいということで、できるだけ多くの人を確認したのですが、とても全員を確認することはできません。
申し訳ないのですが、適当なところで切らせていただきました。

 

後半は、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)についてご紹介しました。
体は骨や関節・筋肉などが連携することではじめて動かすことができます。
このからだの動きに関わる部分を総称して運動器(ロコモティブ)といいます。

 

運動器の障害のために、要介護になっていたり、要介護になる危険の高い状態がロコモティブシンドローム(運動器症候群)=ロコモ」です。
これは暮らしの中での自立度が低下した状態であり、この状態が進行すると、近い将来、介護が必要になったり、寝たきりになる可能性が高くなります。

 

運動器の衰えは、つまずく・ひざが痛いなど、脚の筋力低下や関節の痛みから始まります。
そうなると歩行速度もどんどん遅くなってしまいます。
この状態になると、ロコモの進行に拍車がかかる心配があります。
支援・介護が必要となる原因を調べた統計でも「運動器の障害」が1位です。

 

その原因としては、とりわけ多いのが、ひざ関節の軟骨がすり減ることで、歩く際に痛みを生じる変形性ひざ関節症です。
ひざには体重の約3~6倍もの負荷がかかるので軟骨がすり減りやすく、全国で約1000万人以上の方が悩んでいるといわれています。

 

もう一つの原因は加齢による脚の筋肉の衰えです。
体の筋肉は、大半が下半身に集中しており、最も衰えやすいのが、太ももの筋肉。
何もしなければ、筋肉量は20歳から80歳にかけて平均約40%減少してしまいます。

 

そこで見逃せないのが、下半身の筋肉は“第2の心臓”といわれるほど、心臓と密接に関係している点です。
通常は歩くことで下半身の筋肉が絞られ、血液が心臓に戻ります。
しかし、歩かなくなり下半身の筋肉が十分に働かないと、血液が心臓に戻りにくくなり、心臓の働きが低下します。その結果、血流が全身に行きわたらず、さまざまな臓器にも影響が出てしまうのです。

 

“脚”の筋肉が衰えると次のような全身症状が現れます。…
①少し動いただけでドキドキする
②血液のドロドロが気になる
③おなか周りが気になる
④最近うっかりが増えた気がする
⑤手や足先が冷える
⑥なんだか気分がのらない
まさにこれらの症状は高齢者によくみられる症状ですね。
つまり、高齢者のほとんどの症状の基礎的な原因は運動不足、脚の筋肉の衰えにあるということができます。

 

次に、ロコモの対策についてお話ししました。
ポイントは運動と食事です。

 

運動では、こまめに動くこと。
テレビを見ながら体を動かす
こまめに掃除をする
エスカレーターよりも階段を使う…など。
歩いているときには、最大で体重の1.5倍、ジョギングだと約2倍の負担がかかることも。
姿勢や歩き方を正すと、より効果が期待できます。

 

食事の面では、普段の食事内容を少し見つめ直す。
筋肉を作る食材であるカツオやカジキ、マグロ、鶏胸肉などを積極的にとること。
白身魚 ⇒マグロやカツオ
牛肉や豚肉 ⇒鶏胸肉
これらを上手に食事に加えて積極的に摂ることが、筋肉アップにつながる。

 

最後にロコトレを一緒に行い終了しました。
脚の筋肉の衰えには、日頃の過ごし方がそのまま対策になります。
意識して続けることが、全身の健康の維持にもつながります。

 

脚が丈夫になると、
積極的に歩く ⇒心臓への血流がよくなる ⇒心臓の働きが活発になる ⇒全身の健康維持につながる

 

今回の講義を参考にして、ロコモの対策を実践してください。
そのことが皆さんの健康維持にきっとお役にたつことでしょう。
雄郡地区の皆さんありがとうございました。

 

4●講演会の様子

 
中医鍼灸 越智東洋はり院

 

 

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