がんと鍼灸:国内初、ナノナイフで膵がん治療実施- 東京医科大病院、治療後に縮小効果|松山市の鍼灸院|半身不随、うつ病、がん、不妊症

中医鍼灸 越智東洋はり院

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がんと鍼灸:国内初、ナノナイフで膵がん治療実施- 東京医科大病院、治療後に縮小効果

がん 2015年07月30日

東京医科大病院(新宿区)は、国内で初めてナノナイフによる膵がん治療を実施したと発表した。
患者はステージ4Aの局所進行膵がんで、膵臓の周囲にある血管にがんが浸潤し、切除手術ができない状態だったことから、切除手術を可能にするため、ナノナイフ治療が用いられたそうです。

ナノナイフ治療とはどのようなものなのでしょうか。

患者の患部に複数の針を刺し、そこに3000ボルトの高圧電流を流して針の間にあるがん細胞にナノメートル(100万分の1ミリメートル)の大きさの穴を開け、がん細胞を死滅させる治療法だそうです。ナノということですから、大変小さいということはわかりますが、100万分の1ミリメートルということですから、想像もできないような小ささですね。すでに、同病院は昨年、ナノナイフによる国内1例目の肝がん治療に成功していたそうです。ナノナイフ治療は、開腹と皮膚の上から行う二つの方法があるが、今回用いた方法は、膵臓は他の臓器に囲まれて分かりにくい位置にあり、近くに太い動脈もあるため、針を刺すリスクを考慮して、開腹で治療を行ったという。

これまでの治療とどこが違うのでしょうか。

切除ができない局所進行がんの場合、これまでは放射線治療と抗がん剤の併用治療(化学放射線治療)によって切除可能な状態にするか、抗がん剤治療を続ける以外に治療法がなかったわけですが、今回の患者も化学放射線治療を受けていたが、腫瘍の状態が一進一退だったため切除手術ができず、今回ナノナイフ治療を用いたわけです。
治療後の検査で膵がんの縮小効果が確認できたことから、同病院は「今後、血管に浸潤しているがん細胞が死滅した段階で、膵がんの切除手術を行う予定」としている。

現在、死因の第一位はがんです。2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで死にいたるという時代です。このことからもわかるように私たち自身が常に気をつけて置かなければならない大変身近な病気なのです。
がんは老化病とも言われるように年を重ねるごとにリスクは高くなります。人はいつかは必ず亡くなります。どのような形で、どのような病気で亡くなるかは神様しかわからないと思います。そのようなことを考えると少し考えてしまいますね。

当意にでは特殊治療の1つとしてがんに対する鍼灸治療を行っています。患者さんのQOLを少しでも高められるよう、痛みの緩和、また、食欲不振・便秘・むくみなどの症状の緩和、そして自然治癒能力を高めてがんに負けない身体作りにお手伝いできればと考えています。

がん患者さんに「がんに負けるな」という気持ちをこめて、これからがんに対する最新の情報をご紹介していけたらと考えています。

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