妊娠の脈について 鍼灸と不妊症|松山市の鍼灸院|半身不随、うつ病、がん、不妊症

中医鍼灸 越智東洋はり院

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産婦人科系

妊娠の脈について ━ 鍼灸と不妊症

産婦人科系 2016年01月30日

今回は、先日「妊娠しました」とお電話いただいた、病院などの診断ではなく、中医学の脈診法で妊娠の脈から妊娠が的中したというケースです。

妊娠の予想がズバリ当たったということで、患者さんも驚かれていたのでご紹介することにしました。

 

妊娠すると独特な脈を現します。

韓国や中国の歴史ドラマでは、治療の場面で脈を診る脈診法を行っている場面がよく出てきます。

当時は現代のような西洋医学ではなく、韓国も日本も中国の医学を基礎とした治療が行われていました。

韓国では韓医ということで特別な韓国独自の医学のように感じられますが、実はその基礎理論の中心は中医学に基づくものです。

その場面では、「おめでとうございます。ご懐妊です。……ご懐妊の滑脈が現れていますので、まず間違いないと思います。」このような会話が必ず出てきます。

今回、その滑脈がきちんと現れていたので患者さんに「これはもしかして妊娠かも」と伝えました。
その後、妊娠が病院で診断されたというケースです。

妊娠の脈は滑脈(かつみゃく)小タイトル

滑脈(かつみゃく)という「盆に珠をころがしたような」「玉が転がるような」脈が現れていたのですが、更に左右尺部が力強くしっかりしており、特に右の尺部が力強かったです。

鍼灸は経験から生まれた医学

東洋医学の脈診については「当てにならない」、「医学的根拠のない診断」などの批判があります。

東洋医学もそうであるように、中医学も経験医学であり、その中医学の診断法の四診法の一つである切診法に含まれる脈診法もまた経験から生まれたものです。今回もこの脈診により、妊娠を知ることができました。

このことからもわかるように脈診法も大変価値あるものだということがわかります。
改めて長い先人の経験の積み重ねから作られた中医学のすばらしさを再認識しましたので、紹介させていただきました。

中医学の脈診法

 

脈診法

中医学の脈診は五臓六腑の状態を診る

 

脈診

症例報告

下記に簡単ではありますが、治療の経過について書いておきます。

患者:Sさん・29歳 初診:12月14日
主訴:不妊症
現症:膝下のひえ、温度変化によりのぼせと発汗、手足の汗、口渇なし、舌苔薄白、脈:沈細弱
現病歴:アレルギー性鼻炎がひどい
生理30日周期、時々40日、血塊1円玉。
●今までの病院での治療の経過
7月タイミング療法を開始、5回行うが妊娠にいたらず。
次の生理後から人工授精の予定。
薬の服用:現在HCG注射のみ
鍼灸治療:タイミング法の段階を過ぎているので、基本的な子宮・卵巣などの機能改善と冷え症の体質改善をはかる。

12月21日 二診 鍼灸治療
12月28日 三診 鍼灸治療
1月 4日 四診 鍼灸治療、薬の服用:HCG注射+クラミッド使用
1月12日 五診 鍼灸治療、薬の服用:デュファストン(黄体ホルモン)
鍼灸治療により、足の冷え軽減
1月7日 人工授精行う。
1月 9日 六診 高温期36.6度でかわらず維持 低温期は36.3度ぐらい。
鍼灸治療:行気と活血化のつぼを除く
脈診:左右の尺脈が沈部でも力強い。
1月18日 七診 基礎体温36.7で維持
脈は、いつもより力強く滑脈、左右尺部はしっかりしている。特に右の方が力強い。
これはもしかすると妊娠か?その可能性がありますよと患者に告げて治療終了
1月15日 予約キャンセル、病院の予約と重なっていたためとのこと。
午後になり、患者から妊娠の電話連絡。

 

 

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